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フェンタニルは、オピオイドの一種で医療用麻薬に指定されており、重度の急性疼痛、慢性疼痛、癌性疼痛の緩和に、主に貼付剤として使用されている。一方で、既存のフェンタニル貼付剤は、使用後の貼付剤を幼児・小児が誤って噛んだり貼付したりすることで死亡する誤用事故が報告されている。
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MRX-9FLT:貼付剤における誤用事故を抑制・防止する当社の独自技術を適用した、新規のフェンタニル貼付剤
◆ 2019年5月の面談会議において、FDAは、フェンタニル貼付剤における幼児・小児の誤用事故防止は重要で価値のあ
るゴールの見解を示す
◆ 2021年7月 FDAよりファスト・トラック指定
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米国におけるフェンタニル貼付剤市場は、2022年において約190億円(出所:IQVIA)
◆ 誤用事故防止機能という高付加価値化による市場奪取・更なる拡大を狙う
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IND申請(20.3)→最初の臨床試験結果(2020.9)
◆ 参照製品と同様の血中濃度推移を確認
◆ 誤用事故防止機能について、ヒトでの有用性を予備的に確認
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参照製品との生物学的同等性を示すための比較臨床試験、誤用事故防止機能を検証する試験等の開発進行中